変身！無敵キング

朝、めぐっちから聞いた。
「昨日、部長戻ってきたんだよー。」

明日の病院が怖いからそっちにいっていいかと
22時ごろ電話があって、分室に戻ってきたそうで。
丁度その頃、分室ののんべえチーフとべっちは
二人で冷凍食品をレンジでチンしておつまみに
ビールで宴会を開いていたらしいけど、
電話で慌てて、撤収、撤収。
超仕事モードへ。

昨日の部長は超ヨワッキーだったらしい。
結局、室長は徹夜する予定だったんだけど、
部長をほっとくわけにも行かず、
車で家まで送っていったそうな。

朝から部長は奥サマの付き添い付きで病院へ。
途中、何度か病院から室長の携帯に電話が。
随分と待たされていて時間がかかっている。
ヨワッキーな声を出している部長。

3時ごろ、会社の電話が鳴った。
私が出ると、「えっへっへっへ〜。終わった。」
妙にご機嫌な部長。
どうだったかたずねると、
「オレは無敵だもんねー。へへへっ。
どこも悪くないってさ、強いて言うなら、
食道が炎症をおこしてるくらい。
後、肝臓がちょっと疲れてますねってさ。
おかーちゃん、『ヤブ！』とか言って
怒って帰っちゃったよ。
ちょっと別のところ寄ってから、そっち行くから、
夕方になるかなー。」

電話を切って、状態を言うと、
マジ？全然悪くないの？
皆、首をひねる＆ちょっと危機感。
チーフ「参ったな、別の病院探すか。」
室長「また調子にのるなぁ。」
べっち「オレ、今日はヤですよ。」

5時ごろ、満面の笑みで現れた部長。
部長「オレは無敵だー。無敵ぃー！」
べっち「え〜ん、やだよぅ〜、病院行きたくないよぅ〜」
（ヨワッキー部長のマネ）
部長「うるせぇ〜、もう無敵だもんね。」

ヨワッキーから無敵に変身してしまった部長。
あぁ、もう誰も調子にのっている部長を止められない。

6時をすぎると早速ビールをプシュッ。
ご機嫌で飲み始めた。

なんだか調子が悪くて私が机でぐったりしてると、
部「あれ？○ちゃん、どうしたんだ？」
か「風邪みたいです。だるいんですよ。」
部「そうか、ちゃんと休めよ、オレは無敵だけどな。」
嬉しそう・・・。

部長の健康に異常がなかったのはよかったけど、
調子にのってる部長を誰が止めるんでしょう？
ウソでもいいから1日でも入院させてくれれば、
少しは大人しくなったかもしれないのにぃ〜。

やれやれ。。。