マンションの理事会

マンションの理事会にママりんの代理で出ることになった。
今回の議題は「犬」。

うちのマンションはH7年に犬猫禁止になった。
でも、その間米国に赴任していて、
規則が決まる前に飼い始めたからってことで、
中型犬を連れて帰って飼っている人がいる。

しかも運の悪いことに、お隣さんが事故にあったことがあるとかで、犬恐怖症。

もう1年もこの問題でもめているらしい。
最初に了解も得ずに、勝手に犬を連れて帰ってきて、
もう居るんだからいいじゃんみたいな
なし崩し的にことをすすめようとして夫妻は
かなりみんなの反感を食らったようだ。
いい加減、決着をつけなくてはいけないということで、
臨時理事会が開かれることになったそうな。

ママりんが出るはずだったんだけど、用ができてしまい、
うちは今年は副理事らしくて、出席しないわけには
いかないとゆーことで代理で行くことになった。

本当は結構もめてるってことで、ちょっと
どんなもんか野次馬根性で覗いてみたかった
のが一番だったかも。

区民センターの会議室にぞくぞくと集まる。
13時スタート、14時半くらいで終わった。
結論、「半年の猶予を与えるので、
その間に犬をマンションから出すこと」

私はほとんど近所づきあいもないので、
第三者的な立場で聞いていたのだけれど、
ほとんど反対の人がかなり熱く意見を言っていた。

反対派：
恐くて仕方ないだの、規則を破らなければ
こんなことでいちいちもめなくて済んだだの、
規則を違反している人がいるってことで
マンションの資産価値が下がるうんぬん・・・。

賛成派（ってゆーか、犬飼っている夫妻）：
米国に居る時の唯一の慰みだった、家族同然。
家を探しているがなかなか見つからない、
高齢の祖母を抱えて急には動けない。
しっかりしつけはしてあるから、迷惑は
かけてない。

双方、私は悪くないみたいないい方してて、
いくら分譲とはいえ、共同住宅なんだから
お互い譲り合いは必要だと思うな。
でも、でもーー、みんないい大人なのに
結構感情的だったなー。
年をとってみんな頑固になってるのかね。

「今日はとことん話しましょう」なんて
理事長が言うし、最初はまったく話がかみ合わず、
平行線だったので、何時間も話すのかと思ったら、
思いがけなく2時間半くらいで
あっさり終わってしまった。
なんじゃい。とことんじゃねーじゃねーか。

ま、実際にまとめる側だととっても大変だけど、
私は冷やかし半分だったので、楽しんできましたーん。


ペットを飼うのは私は別に反対ではない。
飼いたい派ではある。
今は世話をする自信がないので飼わないけど。

ただ、やっぱり好きな人がいるのと同様に
嫌いな人もいるわけで。
特にお向かいの人は犬恐怖症。
先の夫妻の犬はキッチリとしつけてあるそうだけど、
存在自体が恐怖になっているのだから
しつけは言い訳でしかなくなってしまう。
最近は動物OKのマンションなんかも増えてるし、
逆にペットダメなところがあってもいいと思う。
お互い住み分けすれば丸く収まるのに
なんて思ってしまうのはダメ？