有給で病院2度目

朝、いつもよりも1時間早起きして、病院に行く。
　
いつもより早いので、当然通勤ラッシュ。
久々に電車の中で潰される。キュー。
でも、力を入れなくても立っていられるので、
寝るのには最適だったり。ぐー。
　
　
病院で、今朝取ったたんを渡す。
名前を呼ばれるまで待つ。
私にとっては早起きなので、まだぼーっとしている。
　
「○さーん。どうぞー。」
　
　
とても物腰の柔らかそうなおじいちゃん先生だった。
「これがこの前撮ったCTですね。
　これを見るとすぐに結核だってわかるんですね〜。」
　
CTで撮った肺の断面図を見ると、
右側の肺の上の方に白く出っ張っているところがあり、
その下に白くホコリみたいな点がいくつか散らばっていた。
　
先生によると、この白く出っ張っているところは古い菌で
自分の体が一生懸命治そうとしていたのだけれども、
体調不良とかで治しきれずに、他に転移して出来たのが
その下のホコリみたいに散らばっている白い点々だそうだ。
先生に早く見つかってよかったですねと言われる。
　
ついでに、先生はこの菌は最近感染したものではなく、
4、5年前に感染したものだと言う。
白く出っ張っているところは石灰化しているところで、
その大きさで大体年数がわかるのだそうな。
ということは、3年ほど前の職場で入院してしまった人から
感染したのではなく、もっと前に感染したことになる。
うっひょー。
でも、心あたりナッシング。誰だよ？？？？
　
ま、それはさておき、結核なことは明らかなので薬を決める。
全部で4種類。
黄色、青、白の錠剤＆粉薬。
やはり結核をやっつける強い薬なのでそれなりに副作用もある。
1つは視界が狭くなったりするらしい。
だから視力検査をしたようだ。
他のは、だるくなったり、尿が赤くなったりするそうな。
とりあえず様子見ということで1週間分の薬を処方してもらう。
　
今日の病院はこれでおしまい。
　
隣の薬局で薬をもらう。
　
　
次は世田谷区保健所。
結核と診断されてから48時間以内に住民票がある所の保健所へ
届けなければならないらしい。
届けると審査があって、審査がOKだと国のお金で治療が出来て
個人の負担は、保険の自己負担分だけで済むらしい。
　
病院から持たされたレントゲンとCT写真、書類などを渡す。
区の担当者の人からイロイロ質問される。
どういった経過で結核が見つかったのか、
家族や会社で不自然な咳をしている人が居ないか、
健康診断でレントゲン写真は撮っているかなどなど。
適当にお話して、保健所を後にする。
　
　
さて、時間は12時過ぎ。
今日はまた会社を休んだので、夕方の高野しゃんとの約束まで
ヒマなのだ。
新宿にでも出てランチを食べようかと思い電車に乗る。
世田谷線から下高井戸で乗り換えて、京王線のホームに行く。
ふと「下高井戸シネマ」のチラシが目に入った。
今は、「A.I.」時間は12：50から。
丁度いいじゃーんと思い、駅を出て、駅前のイタ飯屋で
パスタランチを食べて、映画館へ。
ここは一般上映が終わった映画をやっているので、
今ごろ「A.I.」なのだ。
感想は、ふぅーん、そうきたか、、、ってところ。
　
　
まだ3時すぎだし、酒に誘われずに済むいいチャンスなので、
田中おやぢの会社に会いに行く。
最近ヒマらしく、打ち合わせコーナーで喋る。
もう私が勤めていた頃の人はほとんどいないようだ。
　
色々と探りを入れるもやはりボロは出さない。
「最近、女房のやつ、コレ（鬼の真似）でよ。
　早く帰るようにしてるんだよ。」
ってことは、もうバレて一悶着あったのかな？
じゃあ、触らぬ神にタタリなしだなと思った。
　
　
待ち合わせの銀座へ移動。
まだ時間があるのでデパートをフラフラする。
コート欲しいなぁ。
　
デパートで弁当を買って、映画館へ。
高野しゃんと落ち合う。
映画は「ブリジット・ジョーンズの日記」
笑えた。
映画館は見事に女性ばかりだった。
しかし、どこがR-15指定なのか理解に苦しむ。
　
　
ちょっと一杯引っかけていく。
話すのは恋愛の話だけど、二人とも彼氏がいないので、
結局最近パッとしないねって話になってしまうんだな。ハハハ。
　
　
そんなこんなで一日長かったな。