お通夜

お通夜なので、黒のワンピースに黒のストッキングの上に
セーターを着て、上着はカバンの中に詰めて会社へ行く。
　
久しぶりだよ、スカート履いたの。
スゲー寒いんだよ。
ぐぁぁぁーーー。
　
Iさん「あ、○ちゃんがスカート履いてる。」
かじゅ「お通夜なんですよー。寒いよぅー。」
　
　
厚木に6時なので、4時半頃早退させてもらう。
　
厚木の駅で降りてホームを歩いていると弟3号から電話。
「どこだ？ちょっと銀行行ってくるから改札に居て。」
とゆーことだったので、トイレに寄ってから待ってたんだけど、
全然こない。
かじゅ「ちょっとあんたどこにいんの？まだ？」
弟3号「え？さっき行ったのにいなかったから移動したよ。
　　　　○○○の地下の茶店にいるから。」
かじゅ「わかった。」
　
で、駅を出て探してみるけど、わからない。
　
かじゅ「あのさー、ないんだけど、厚木だよねぇ？」
弟3号「馬鹿！本厚木だよ。メールにも書いただろう！」
かじゅ「え？！間違えちゃったー。これからも一度電車のるよ〜。
　　　　多分時間かかるから先行ってて。」
弟3号「駅前に葬儀屋の人立ってるからその人に聞け。な。」
かじゅ「う、うん。」
　
　
あーうー。駅間違えました。
いかにも私がやりそうな間違えで。
何もいえなくて・・・冬（みゆぴょん風
　
　
葬儀場まで徒歩15分。てくてく歩きました。
ついたらすっごい人で、社葬みたいな感じでビビッた。
ケンちゃん家のお父さんてどっかの重役さんだっけ？
　
とりあえず、お焼香を済ませる。
人が多くて全然ケンちゃんとは話が出来なさそう。
ケンちゃんのお母さんとはほとんど喋ったことないけど、
学生の時から入退院を繰り返していて体の弱い人ではあった。
でも、春のケンちゃんの結婚式では元気そうだったのに。
B型肝炎だったそうだ。
非常に仲の良い親子だったので、かなり辛いだろうな。
けど、ケンちゃんの結婚式には出れたので、良かったよね。
　
　
お焼香が終わって、弟3号、ユウちゃん、あきゆんと合流。
不謹慎だが、みんなと久しぶりに会えて嬉しい。
　
本厚木の駅前でご飯を食べていくことにする。
イタリアンレストラン。
周りを見るとカップルだらけ。
その中に黒づくめの4人組。
弟3号「そいうや、今日クリスマスだな。」
　
ユウちゃんは子供も1歳になり、最近家を契約したらしい。
現在4ヶ月の妊婦あきゆん。
ようやく本腰を入れて予備校通いしている弟3号。
話題は子供の教育についてが多かったな。やはし。
　
　
　
帰りの電車であきゆんに現状を報告。
いい感じなんだよねと言うと、
あ「あんたさー、結構厳しいから、性格気に食わないと
　　『でも顔はまあまあ好みだし』とかって言うけど、
　　今回それがないってことは、性格きっといいんだね。
　　いいじゃん、いいじゃん。
　　で？付き合うことにしたの？」
か「えっと、いや。よくわかんない。どうなの？
　　付き合ってくれとは言われてないんだけどさ。
　　なんか改めて聞くとすっごくマヌケじゃない？」
あ「そんなのいーんだよ。そーいうマヌケはあたしは好きだな。」
　
そーですか。今度会った時に聞いてみましょうか。。。