さてはて、実は3月上旬から色々とありまして、
ようやく自分なりに受け止められるようになったので、書きます。
 
 
 
だーりんは現在病気で某KO病院に入院してます。
それまでの経緯はこんな感じ↓
 
2月下旬 左のどにしこりを感じて会社の診療室へ
3月上旬 精密検査
3月12日 かじゅ、だーりんの病状を知る
3月15日 検査結果 病名:中 咽 頭 ガ ン Stage IVa
3月23日 KO病院入院
3月25日 家族への治療法説明
3月27日 放射線治療スタート(週5日)第1週
3月28日 抗がん剤投与(週一)
3月31日〜2日 外泊(法事で長野へ)
4月3日〜7日 治療第2週 ちょっとのどが痛くなってくる
4月7日〜9日 外泊(だーりん自宅)
4月10日〜14日 治療第3週 食事はおかゆ等に切り替え。発熱もあり。
4月14日〜16日 外泊(だーりん実家)
4月17日〜21日 治療第4週
 
 
 
 
だーりんはなかなか私には言わなくて、自分でも色々調べたりしてたみたいで
自分の中での整理がついてから、私に話してくれた。
だから、割りと冷静に淡々と話してくれたんだけど。
 
部位的に放射線治療が良く効くこと、比較的治りやすいとゆーこと。
絶対に治す気でいるとゆーこと。
ただ、後遺症とかは残るだろうし、再発の恐れもないわけではない。
この先の人生そーいうものを背負っていかなくちゃいけない。
そーいうのも含めて、考えて欲しいと。
 
最初に聞いたときは絶句してしまった。ガ ンって?ヤバいの?
え?なに?いつものほら吹きじゃないよね?どーいうこと?
でも、ちゃんと聞いたらちゃんと治療すれば治るってことで。
少し一安心。
 
だーりんの妹さんからも大丈夫?ってメールをもらったりして。
色々考えてしまって。
結構、私の人生って波乱万丈人生だけど、こんなドラマはいらない。
だーりんがいなくなってしまったらどうしよう?
それともだーりんと別れた方がいいのか?とか、
本当に私はだーりんを愛しているのだろうか?とか。
なんだか解らないけど涙が出て止まらなかった。
 
だけど、やっぱりだーりんのいない人生なんてもう考えられないし、
仮に最悪の状態になったとしても、ちゃんと側にいたいって思った。
そこに愛はあるのだなと改めて思った。
 
あと、よくわからないけど、
「だーりんはまだこっちでやるべき事がまだまだたくさんあるはず。
 だからまだお迎えは来ないはず。ちゃんと治る。」
とゆーわけのわからない自信が沸いてきたのもある。
 
 
 
で、入院を迎え、入院のお供を用意。
ヒマを持て余してはかわいそうだと、DS Liteをヤフオクで落とし、
思いつきでスモーキークオーツのエンジェルをネットショップで購入。
読みたいと言っていた「ツルモク独身寮」コミックセットを密林で購入。
 
 
入院後の治療方針の説明には、だーりんの両親と私とで聞く。
私はだーりんからおおよそ聞いていたので、特に思うことはなく。
だーりんパパが帰り際に「無神論者はもうやめるよ」って言ってたのが
すごく印象に残ってるなぁ。
だーりんママは「話があるって帰ってきて、てっきり結婚の事かと思ったら
病気だって・・・。かじゅさんホントにごめんなさいね。」
 
 
会社は有給休暇。
こーいう時は大きい会社だと福利厚生がしっかりしてて助かるよね。
オマケにいくつかがん保険に入っていたので、保険成金らしい。
まぁ、あんまり嬉しいお金ではないが、あるに越した事はない。
 
 
 
第2週までの週末は、正直だーりんにどーいった言葉をかければいいのか
全然わからなくて。
もともと私は励ますのとかすごく苦手で、言葉が出なくて逆に黙り込む。
だーりんは私に色々言って欲しいのに、期待してた言葉が帰ってこなくて
機嫌が悪くなり、その機嫌の悪さに私は更に黙り込んでしまい。
とゆーかなりの悪循環を繰り返していた。
 
代わってあげられるものなら私が代わってあげたいとか
だーりんをもっと元気にしてあげたいとか、気持ちはすごくあるんだけど
気持ちを言語化するのが非常に苦手だとゆーのに加え、
正直何を言っても、薄っぺらな感じがして言えなかった。
 
だけど、うまく言えなくてごめんってメールを出したら
だーりんからは、うまくいえないのは知ってるし、考えてくれてるのも
わかってる。けど、不安とかがあって、あたってごめんって返ってきた。
 
そーゆー風にだーりんが思ってくれてることがすごく嬉しかった。
ちょっとなんか壁を二人で乗り越えたのかな。
だーりんに普通に接することができるようになった気がする。
 
 
幸い、周りの人にちょろちょろ話をすると、
結構治ってる人の話をしてくれたりする。なんだかありがたい。
部長「親父(医者)に聞いたけど、治るって言ってたぞ。」
次長「うちの妹も乳がんで入院したよ。頭つるつるになったけどさ。」
ママさん「最近治った人の話をよく聞くわね。」
 
 
だーりんの治療はまだまだかかる。
放射線治療が残り3週間
それから4週間後に精密検査
その後、リンパをどうするかを判断。
多分6月いっぱいくらいまでかかるかな。
 
今週末から、痛みや発熱があったりとかの症状が出てきている。
これからが更に大変になってくるところだから、何とか耐えて欲しい。
大変だけど、長いお休みを貰ったと思ってくれればと思う。
 
そう思えるのも、最近ようやくだーりんの現実を受け止められるように
なったとゆーことか。
Zさんには「病気をしっかり受け止めて前向きにやるしかないな」と
言われていたんだけど。
病気を受け止めるのは私も必要だったみたいだね。
 
 
 
 
今日は、だーりんが実家に帰っているので、実家へお邪魔する。
だーりんの体調が悪かったので、妹さんが駅まで迎えに来てくれた。
 
痛み止めを飲まないとのどが痛くて食事が取れないとか。
しかも、痛み止めを飲んでから効いてくるまでに1時間半なのに、
効いている時間が4、50分らしい。
その間になんとか食べ物を詰め込む。
だけど、最近味覚が落ちているので何を食べてもまずいとか。
 
痛み止めが効いている間はピンピンしてるのに、
切れると途端に熱が出てぐったりしてくる。
面白いぐらいわかりやすい。
 
夕方、ヨーカドーにパジャマやTシャツを買いに行き、
少し休んでから病院へ戻る事に。
  
8度近く熱が出てるので、病院まで付き添おうと思ったんだけど、
だーりんに断られた。うにゅー。
結局笹塚からタクシーで病院に戻る事にしただーりん。
明日からは痛み止めの量を増やしてもらうとか。
 
 
だーりん宅にいる間、だーりんママが色々と食事とかおやつを用意してくれて
なんだかいたれりつくせりで申し訳ない感じだった。ありがとうございます。
 
 
あまり嬉しくはないきっかけではあるけど、感謝とか
だーりんの病気で色々考えが変わったところはあるかもしれない。
大した事出来ないだろうけど、私がやれる事があるなら何でもやるよ。
純粋にそう思える。
自分的にはそれってすごいなって思う。
 
しばらくはだーりんの痛みが少しでも楽になるようにと祈るばかりだ。

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